エンボスパッドを使わずにエンボスする
カッティングダイの中に、カットした後にエンボスパッドを使って模様をエンボスするデザインのものがある。
数センチ角の小さいダイを、パッドを変えて大型マシンに2回通すのはめんどうくさい。
小さいダイで少しだけ抜きたい時に愛用しているサイドキックには、エンボスパッドがない。
大型マシンのエンボスパッドはゴムのシートだと思い、100円ショップで捺印マットを買ってきて幅が合うようにカットして使ってみた。
よくある緑色のゴム製のものではなく、シリコン製のものにしたら、マシンを通す時にマットが伸びてしまい、ペーパーが引き摺られてダイからはみ出してしまった。
エンボスはかかるが、どうしてもずれてしまう。
エンボスしたかったのは、ワンダーハウスのドーナツのダイ。
ペーパーをぬいただけでは全然おいしそうじゃない。
凹凸の型ではさんで模様をつけるエンボスフォルダと違って、エンボスつきのダイは、くり抜かれている穴の部分にゴムの弾力でペーパーを押し込んでエンボスをかける。
はっ!ゴムで圧力をかけずに、1枚ずつ手動でペーパーに圧をかければ良いのでは?
スタイラスペンでダイの穴のところに狙いをさだめて、ぐりぐりとペーパーをこする。
うまくいきました!
単なるリングだったペーパーが、ポンデリングとフレンチクルーラーになった。
チョコがけドーナツには、カラーペンでミックススプレーをかけた。
なかなかおいしそう。