豆本ノートの作り方
小学生新聞に豆本の作り方が載っていたので作りたくてウズウズしたが、それはページが蛇腹式で、法事の時のお経の本みたいだった。
本の形のまま小さいところが私の萌えポイントであるので、ベロベロとページが広がる蛇腹式は好みに合わない。
そこで、ネット上に散見される作り方を参照しつつ、1ページずつめくれる豆本を作ってみた。
15センチ四方の折り紙を半分に切ると、ちょうど表紙にぴったりなサイズになると思ったが、厚紙の厚さによってはギリギリの大きさになってしまった。
〈材料〉
・ページ用の紙 6センチ×9センチを15枚から20枚くらい。今回はB5のお絵かき帳を使っている。
・表紙用の厚紙 5センチ×6.5センチ2枚
・背表紙用の厚紙 7ミリ×6.5センチ1枚
・表紙用の折り紙15センチ四方のものを半分
・スティックのり
・ボンド
・目玉クリップまたは洗濯ばさみ
〈作り方〉
子ども用の落書き帳を6×8センチに切って、半分に折る。
わを揃えて、15枚から20枚くらい重ねる。
クリップでとめて、「わ」のほうにカッターで細かく切り込みを入れる。0.5ミリ程度の深さで、あまり深入りしないように。
本来はヤスリで傷をつけるようだが、このためだけにヤスリを買っても、その後の使い道があまりなさそうなので、カッターで切り込みを多めに入れることにした。
片側から切り込みをいれたら、ひっくり返して、反対側からも切り、両サイドから切り込みが入っているようにする。
切り込みをいれた「わ」の部分にボンドをつける。
クリップを外してふんわりした状態でボンドをつけ、隣同士のページがくっつくよう意識する。
ボンドをつけたらクリップでぎゅっと圧をかけてとめて乾かす。
厚紙を切る。表紙が5×6.5センチ、背表紙が7ミリ×6.5センチ。
背表紙はページ数に合わせて厚みを調節する。
表紙の折り紙を切る。
15センチ四方のものを半分にし、端から1.5センチカット。
100均のおりがみでは分かりづらいが、1枚を半分にする時は、7.5センチになる辺に沿って紙の目が縦になるように切ると良い。
折り紙の裏に厚紙を貼る目安の線を薄く引き、全面にスティックのりを塗って貼り付ける。
表紙と背表紙の間は3〜4ミリ離して貼る。
厚紙に沿って折り紙に折り線をつける。
つけた折り目の線が厚紙の辺に沿うように、四隅を三角に折り、貼り止める。
厚紙の辺に沿って折った部分をのりで貼る。
表紙と背表紙の隙間の部分に、厚紙に沿ってヘラなどで折り線をつける。
ここではカッターの先端部分を刃を出さずに使用している。
つけたラインに沿って、しっかり折り目をつける。
表紙用の折り紙の端から1.5センチ切り取った帯を、ページ用の紙の上下のサイズに合わせて折り、のりでとめてからページ用の紙の背に貼り付ける。
ページ用の紙の最初のページ全面にスティックのりをぬり、表紙の厚紙の長辺に合わせて貼り付ける。
ページ用の紙の背中部分にはのりはつけない。背表紙の厚紙にものりをつけないこと。
反対側も同様に、貼る前にページが開くかバランスを見てから、全面にのりをつけて貼る。
中をそっと開き、はみ出したのりでページ同士がくっついていないか確かめてから、クリップでとめて、乾くまで待つ。
乾いたらクリップを外して、のりがはみ出してくっついてしまった部分がないか確認し、もしあったらそうっとはがして完成!