コロコロ迷路の作り方
以前、幼稚園のバザーに出した迷路の作り方を教えて欲しいという問い合わせがあったので、自分の記録を兼ねて作ってみた。
箱の中で玉をコロコロ転がして遊ぶ迷路の作り方。
《材料》
平べったい箱
スチレンボード (箱のサイズが小さい場合はスチロールトレーの平らな部分でも良い)
厚紙
方眼紙
盤面用のイラスト
マステやキラキラテープ
折り紙やシールなど
転がすためのビーズ
蓋にするPP袋またはプラ板
《作り方》
今回は箱の大きさが12×22だったので、2センチ幅の道をつくることにする。
方眼紙を2センチ角に区切り、マスの中心を通るように迷路のコースを作っていく。
丸い玉を転がすことを念頭に置いて、行き止まりなども作っておく。
コースができたら、壁になる部分を太く書き込む。
箱の中にぴったり入るようにスチレンボードを切る。
表面に紙を貼るので、ツギハギでも構わない。
スチレンボードにイラストや模様の入った紙などを貼り付ける。
模様のない紙をはり、コースが完成してから道にシールを貼っても良い。
スチレンボードに2センチ刻みで切り込みを入れていく。
バラバラにならない程度に深く切り込みたいので、スチロールトレーの場合は裏面にも紙を貼っておいた方が良いかもしれない。
全面に切り込みを入れたら、箱の底に貼る。
厚紙を細長く切る。
今回は箱の深さが2.3センチなので、1.5センチに切った。
玉が壁を超えてワープしないように考えて高さを決める。
短冊状に切った折り紙やマステ、キラキラテープなどを、厚み部分に色がつくように貼る。
方眼紙の原稿を見ながら、細長く切った厚紙をカットして発泡スチロールの切り込みに差し込んでいく。
曲がり角のある部分は、切らずに折り曲げ、連続した状態で作る。
交差の部分は交わっている壁のどちらかを切ってしまう。
差し込むときに、壁の厚紙が長すぎた場合は、スチレンボードの切り込みの長さに合わせて調節する。
壁は、むんにゅ〜!としっかり差し込む。
スチロールトレーを使用する場合は、厚みがないので、差し込む部分に少しボンドをつけるとしっかりする。
スタート地点とゴール地点に印をつける。
一度ゴールすると、次はそこがスタートになるので、スタートやゴールなどの文字は使わない方が良い。
壁は数ミリのスチレンボードで支えられているだけなので、ビー玉では重すぎて壁をたおしてしまうため、大きめのプラスチックビーズを転がして遊ぶ。
おうちで遊ぶ場合はこのままで完成ということにすると、玉の大きさを変えることができるが、すぐなくすというリスクを伴う。
ロストボールを避けたい時や、バザーに出す場合などは、PP袋や、コンビニのお弁当の蓋などの透明なプラ板で蓋をする。