マスクとリボンゴムのセット
このたび、10年来の憧れであった、大型のカッティングマシンを入手した。A4サイズまで入るので、数千円するような大きなダイだって、シジックスのビッグダイだって、これからはサイズを気にせず買うことができる。
そこで、これまでデカすぎて買えなかったマスクのダイを購入。布を抜きたいので、ステンレスパッドも併せて購入。
100円ショップで、少し厚みがあるストレッチ生地を見つけ、普通に裁ち鋏で切ってマスクにするつもりで買ってあったが、それをダイで抜いてみることにした。
スパッと切れて気持ち良いが、ピカピカのステンレスパッドがベコベコになった。
抜いたらミシンで縫い合わせて完成!と思いきや、生地が柔らかいので大苦戦。ぬいしろギリギリを縫うことはとてもできない。
ワンダーハウス のマスクダイは、男性用、女性用、子ども用の3サイズあり、私が買ったのは女性用。あまりぬいしろをたくさん取ると小さくなりすぎて使えなくなると思いつつ、布端から1センチのところを縫ってからぬいしろを小さく切り落とすことにした。
写真の右がふにゃふにゃゆがんだ失敗の縫い目、左がそのあと縫った縫い目。右の縫い目の内側ギリギリを切り落とした。
完成形は、口の部分がダイよりひかえたサイズになったが、私にはジャストサイズ。
同じような形の市販の花柄マスクと比較しても、大きさはほとんど変わらない。
ピンクのチェック柄は、柄合わせに苦慮して、ピッタリ合うように頑張った。
話が脱線するが、今、私が大変ハマっている「ソーイング・ビー」というテレビ番組がある。ミシンで縫う時は、この番組にでてくる審査員のコメントを意識して、「ここは縫い目が曲がってしまっている。残念だ。」「ここは、柄が、ぴったりあってるわ。」などと呟きながら縫うのが一人楽しい。
そしてマスクの耳掛け部分は綺麗に丸く抜けるので、そのまま捨てるのはなんとなくもったいない。
切りっぱなしでOKの生地なので、そのままリボンかちょうちょにできそう。
2枚の端を少し重ねる。
蛇腹に追って重なった部分を縫いとめる。
ぎゅっと絞るように糸をぐるぐる巻きつける。
髪ゴムを布でくるんで縫いとめる。
マスクとお揃いのヘアゴムができた。
100均のはぎれ からダイで抜けるのはマスク1枚分。残った生地からは、子ども用サイズの同じようなデザインのものをハサミで切り出せばギリギリ作ることができる。
その後100均の同じシリーズの生地に、柄物が増えているのを見かけて手にとってはみたが、プリントのせいか、ほとんど伸びないので見送った。
手芸店にもう少しストレッチのきいた生地を買いに行きたいが、そうすると同じ柄の同じマスクばかりたくさんできてしまうので躊躇している。